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セルテート・ハイパーカスタム4000H-PEのマュアルリターン化
初代エメラルダス(カルディアKIXハイパーカスタム)のラインローラーをセルテートハイパーのと交換
スピードマスターのローラークラッチ(ワンウェイクラッチ)の交換
オシアコンクエストは非常に良くできたリールですね。
マイクロモジュールギヤで巻き心地も良くて、同じギヤ比の他のリールに比べても軽く巻けるような気がしますね。
ドラグが出た時の音が出るのもいいですね。
雰囲気じゃなく実際のやり取り中でも重要な情報源になります。
私は200番を使っていて気に入ってます。
ただドラグの微調整ができないのです。
少し締めただけで一気にラインが出なくなります。
0.6号を使っているので微調整できないのは使いにくい。
そこで微調整できるように部品を交換します。
部品代は200円程度。
これで微調整できるようになります。
交換も非常に簡単。
ドラグ調整に不満がある人は試してみましょう。
ここのワッシャーを交換するだけです。
ハンドルやスタードラグを外すだけで、このワッシャーが外せます。
正式名称はサラバネになってます。
これがサラバネです。
これの弾力が無いためにネジの圧力がダイレクトにドラグに伝わってしまいます。
そこでこれをソルティーワンのドライブ座金に交換します。
名前は違いますが役割は同じだと思います。
こちらのほうが柔らかく弾力があります。
サイズは小さいですが内径は同じですので使えます。
オシアカルカッタのも比べてみましたが同じだと思います。
どちらでも良いでしょう。
交換した状態はこうなります。
これでドラグの調整が微調整できるようになります。
ドラグを締めこんだだけで違いがわかると思います。
あくまで自己責任でお願いします。
オシアコンクエの200番はギヤの互換性があります。
ドライブギヤとピニオンギヤを交換するだけで大丈夫です。
他の番手はわかりません。
費用もハンドルを交換するより安いので、気に入ってるギヤとハンドルが合わない場合はギヤを交換するのが安いですね。
ちなみに元は200HGでしたが以前PGのギヤに交換して、ハンドルもカルコンのハンドルに交換してます。
力の微調整がやりにくいシングルハンドルは私は合わなかったですね。
リールも色々なパーツがあるので自分好みに交換するのも良いでしょう。
まずはハンドルを外していきます。
慣れない人は外した順番に並べると、組み付ける時に悩まなくて良いと思います。
薄いワッシャーもありますので無くさないようにしましょう。
ちなみにこれは上記の改造をしてるので純正ではありません。
基本的には銀色の+ネジを外すのですが、赤丸で囲んでいる銀色のネジは外さなくて大丈夫です。
ネジピッチが違うのでわかると思いますが、荒いピッチで中のプラスチックの部品を止めてます。
金属部分を止めるネジはピッチが細かいです。
黒いネジも外します。
カバーを開けるとギヤが出てきます。
ドライブギヤもピニオンギヤも簡単に外れます。
左のギヤがPGです。
HGと比べると外径も違いますね。
両方マイクロモジュールですが明らかにPGのほうが細かいです。
PGの状態のほうが少し滑らかだったのは、この差が出たのかもしれませんね。
でも十分HGでも滑らかですが。
アップにしたら違いが良く分かると思います。
後は分解した逆の手順で組付けましょう。
簡単ですが、リールの分解に慣れてない人は難しいかもしれません。
自己責任でお願いします。
上記のリールはキャスティング専用に使っているのでベール戻りを防ぐためにハンドルの位置、ベールの位置、リーダーの結び目の位置を確認するのですが、リーダーの位置が納得いかないともう一度フリーにして直します。
そうしないと怖くて思いっきりフルキャスト出来ないんですよね。
リーダーの位置が悪いと第一ガイドと第二ガイドの間で絡まって飛ばないことがあります。
熱を発生するのでPEには良くないですよ。
少しでも楽をする為に、ベールの位置だけでも気にしなくて良いように変更します。
もともとオートリターンは使用してなかったので不便さはありません
必要な道具は+ドライバー1本です。
所要時間1分で出来ます。
ベールの根元のカバーを外し写真に示してある針金のようなものを外します。
カバーを取り付けます。
完成!
上記のリールもキャスティング専用に使っているのでマニュアルリターンにします。
必要な道具は+ドライバー1本です。
所要時間1分で出来ます。
ベールの根元のカバーを外し写真に示してある針金のようなものを外します。
カルディアと同じです。
カバーを取り付けます。
完成!
上記のリールはジギング専用ですがベールを返す(フリーにする)時、オートリターンがきく所でベールが返らず、位置をずらさなければならないのです。アルテグラなんかもそうなんですが、ベールが返らない位置が少しなので気にならないんですよね。フリームスは広い範囲でベールが返りません。
ジギングでも
ジギングについて考えるでも理由は書いてあるがオートリターンは使用してないので不便さはまったくない。
必要な道具は+ドライバー1本です。
所要時間1分で出来ます。
ベールの根元のカバーを外し写真に示してある部品を外します。
カバーを取り付けます。
完成!
重量バランスが気になるなら接触部分を削るとよい
このリールはラインローラーはベアリングではなくカラーなのです。結構な金額のリールなのになぜでしょう?。そこでセルテートのベアリングに交換。このベアリングはかなりの種類のリールに互換性があるので、ダイワのリールを何種類かお持ちなら多めに取っておいてもいいでしょう。ダイワのホームページにパーツ検索サイトがあるので確認してください。
ラインローラーの回りが悪いと、写真のようにラインが綺麗に巻けない事があります。
必要な道具はドライバー1本です。
所要時間5分で出来ます。
ラインローラーの+ネジを外します。
ラインローラー等を取り出します。慣れてない人は順番に並べていくとわかりやすいでしょう。
上記のリールクラスより安いリールは要注意。
ベールの動きにガタが出てきたり、ラインの巻き取りがドラグ側に偏ったりすると交換をお勧めします。
安価ですが効果は絶大です。定期的に交換しても良いと思います。
磨耗の確認の仕方は写真の印のように隙間が出来るので、アームレバーを下に押すと下に下がります。その動きの大きさで判断します。
横から見るとアームレバーとローターの間が大きく開いていることがわかります。要交換ですね。
ちなみにこのリールはヤズやハマチを500匹以上は釣っています。もうちょっと早めに交換したほうが良いでしょうね。
部品はこれです。カルディアKIXは500円程度です。フリームスなら100円ぐらいでした。
初代のエメラルダスを以前は愛用していたが、暫く使っているうちにラインローラーから異音が出だした。
ベアリングを交換したが直らない。ラインローラーが傷んだのかと思い新品に交換しても直らないので、こんなリールはいらん!と部屋の片隅に捨ててたが、違う釣りに使いたいので原因を探ることに。
いろいろ試していると他の種類のリールのラインローラー一式を入れると直るじゃん。安いレブロスなんかのも大丈夫。
おそらくローラーカラーがエメラルダスには入ってないので、ラインローラーが不安定になって異音がすると判断。
そこでレブロスのラインローラーを入れても、イマイチ面白くないのでセルテートのハイパーカスタムのラインローラーを入れることに。
このメリットはローラーカラーが二つあるのでラインローラーが安定するのと、ベアリングにパッキンが入っているのでベアリングの寿命が長くなります。
釣行の度に油を注しても、すぐにシャリシャリでますからね。
ということはレブロスなんかにも流用可能でしょう。もちろん自己責任でお願いしますよ。ちなみにベアリングは同じサイズです。
このタイプのエメラルダスです。他のは知りません。
取り外したところ
上が純正。カラーの中にはベアリングしかありません。
下はセルテートハイパーカスタム4000H-PEのラインローラー一式です。ローラーカラーはAとBがありサイズが違うので注意しましょう。
まずはラインローラーにローラーカラーAを入れ、ベアリングを入れます。
次にパッキンを被せます。溝があるのできちんとはめ込みます。
ローラーカラーBをベールに入れてワッシャーを入れます。小さいですが忘れないように。
リールによっては両側にワッシャーが入るタイプもあるので、手持ちのリールをバラして確認すると良いでしょう。
ちなみにカルディアKIXハイパーカスタム3500PEでは両側ワッシャーが必要でしたね。
このリールは分解するのに
ヘックスローブレンチ
という特殊なレンチが必要です。要はバラすなってことでしょう。
でも万人向けに作ったリール。自分好みに変更しましょう。サイズはT8ですが、すべてをバラすならT10も必要ですね。
しかし1万円ちょっとで、これだけの性能のリールが買えるようになったんですね。
新しいリールは良いですね。
前モデルの弱点だったベールの戻りが弱いところやスプールの流用が出来なかったのですが、これらはREAL FOURシリーズのスプールが流用可能です。(詳しくはメーカーHPで調べてください。)
スペアに持っておくとリールが壊れた時に使えますし、ラインブレイク時に急ぐときはスプールだけ入れ替えれば即復活です。
もちろんメインリールとしても充分な性能だと思いますよ。
この工具です。ホームセンターで購入しました。
T8の工具で写真の部品を外します。外したら下の黒いカバーを引っ張って外します。
タイラバにこのリールを使用しているが、かなり使用したのもありゴロゴロ感が酷くなってきた。
分解するとローラークラッチが錆びまくってたので交換。
交換後はかなり軽減されてました。まだ若干ゴロゴロするが、これはギヤの磨耗だろうから、これ以上はする気なし。
部品はこれです。ローラークラッチを交換する時は必ずインナーチューブも交換しましょう。
スピニングでも同じです。
意外と磨耗している為、すぐに逆転することがあります。
シマノのスピードマスター。ハンドルが腐食してますが、まだまだ現役です。
ハンドルから順番に外していきます。