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ジギング、ナブラ撃ち



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ハマチ用

ジギングのフッキング率について

お勧めのタックル

ジギングについて考える

細仕掛けで大物にラインブレイクされないやり取り

ナブラ撃ちはこちらへ

速攻SFノット改動画

ロッド

ジギングでは6フィート前後のロッドが使いやすいでしょう。タックルは3セットぐらいあると便利です。

一本はナブラがいつ出てもいいように長めのキャスティングロッドでジグミノーを基本的にセットして状況に応じてポッパー等に変更すれば良いでしょう。

後の2本は100gぐらいのジグ用と150g以上のジグ用があればいいですね。
ジグとの相性も考えなければ軽いジグに硬いロッドではジグが跳ねるのか異常に食いが悪かったことがありました。
食いがいいときは関係なくガンガン食ってくるんですがね。

2本あれば時合いの時にラインブレイク等のトラブルがあった時ももう一本で何とかなります。
一日に時合いはそれほどありません。ラインを結ぶよりももう一本をすぐに放り込みましょう

リール

リールは4000番ぐらいから6000番ぐらいですがロッドとのバランスと自分の体にあったタックルを使用しましょう。
安いリールでもかまいませんができる事ならパワーハンドルがお勧めです。
一日中巻いてるので手に負担が少なく大物とのファイトも力が入りやすいです。

ジグ

ジグは100gぐらいから150g前後までが主ですが、秋などはタチウオがベイトになっていて、その時は200gから250gぐらいのロングジグを使用したりします。

銘柄は何でもいいですがその時のベイトを船長さんに聞き、それをイメージしたジグを選択したらよいでしょう。釣れた人がいればその人が使用していたジグに色、形をあわせると良いでしょう。

私はもうジグが根掛かって無くなる事はほとんどなくなりましたが、初心者の方は結構無くなると思うので各種多めに用意しておいてください。

ライン

PEの3号前後を使用します。リーダーは40ポンドから50ポンドを使用していますが太くでもあまり食いは変わらないです。

長さは5mぐらいにしています。かけ上がりを狙うので根ずれに強いフロロを使用してください。
ラインシステムは私はFGノットを使用していますが色々試して自分のやり易いノットを見つけそれを徹底的に練習しましょう。
私は自己流の結び方です。速攻SFノット改動画
同じノットでも締め上げ方などで強度が変わってきます。有名なノットであればきちんと結べば十分な強度はでます。

キャスティングはリーダーを短めにします。船ではあまりたらしを作れない為1m以内にしています。PEは細いほうが良く飛ぶので2号にしていますが、定期的な交換が必要です。
ファイトに時間をかければいいのですが乗合船だと他の人の迷惑になるのである程度強引なやり取りも必要です。

フック

私はジギングではトリプルフックはほとんど使いません。使用する時はサワラがまじるときやタチウオ、真鯛等を狙う時だけです。

基本的にトリプルは掛かりやすいが外れ易いのです。ファイト中に外れるとその魚が逃げ、それにつられてほかの群れも沈んだり、散ってしまいます。

アシストフックは掛かりはトリプルより若干悪く、合わせの時のすっぽ抜けがありますがそのときは群れは散らないし、追い食いもけっこうしてきます。

そして掛かればアシストフックはトリプルより格段に外れません。

アクション

ジグの動かし方はその時の状況によって刻一刻と変化しているのでこれがいいというのはありませんが、その時のあたりパターンを早く見つけることです。
釣れた人がいればその人のジグ、動かし方を真似ます。

基本的には底から10〜15m上げればまた底に落としての繰り返しですので釣れなければ色んなパターンをしましょう。
また、人と全然違うアクションも釣れない時は一つの手です。

割と良くあたるのは底から3〜5メートルぐらい一気に上げストップを入れます。
そのときに結構あたることが多いですね。
またフォーリングの時も気を抜かないこと、結構食ってきます。

ランディング

ランディングは経験しないとわからないことが多いですが初心者の人はポンピングを見よう見真似でやっていますが結構テンションが抜けている人が多いのでロッドをおろす時もきちんとリールの動きに合わせてロッドが重たいのを維持しながら行ってください。
ロッドが硬いのとラインに伸びか無いので雑に動かすとすぐにラインが緩みます。

船まで上がってきても油断しないでください。魚は船を見るとさらに暴れることがあります。
タモに入れる時はロッドを上げがちですが、もしジグが外れるとタモ入れをしてくれている人に当たる可能性があるので、魚とロッドを一直線にしてラインを巻き取ってください。
ラインに負担がかかりますがケガ人が出るよりはマシでしょう、自分のラインとラインシステムを信じましょう。

タモ入れが終わったらすぐにベールを返してフリーにしましょう。
船の上で魚が暴れてロッドが折れます。
抜き上げは小さくても禁止している船もあるので気をつけましょう。
抜き上げてもかまわない船なら周囲を確認してタモ入れのときと同じようにジグを巻き取っておきましょう。
この時もすばやくベールを返してラインをフリーにしてください。

もしナブラ打ちなら船の上で魚が暴れる音に警戒して魚が沈んでしまう事があるので気をつけましょう。



ジギングについて考える

ジギング初心者の方はみなさんよくジグを無くします。
それは何故か?簡単です、着底している時間が長く、底でジグが横に倒れているということです。

船がポイントの潮上に行き、「落としてください」と合図があって落とすのですが、まだそのときは多少船が動いてます。
船長さんがすぐに調整してくれますがそれまでの間に根掛かりすることが多いですね。
その為、少し船が落ち着いてからジグを落とすのも良いですが、状況によっては他の人と絡む恐れがあるのと、即、ハマチがいたり、回遊してきた時は不利になります。

ジグが斜めに落ちていくことによって着底がわかりにくいのと、ラインスラッグが出てしまいベールを返してロッドを起こしてもジグが底を切れず、横に移動してしまうのです。
砂地ならいいが岩場では一撃でしょう。もし運良く外れても確実にフックは痛んでます。

ジグは無くなるしPEから飛ぶとまたラインシステムを結び直さなければならない。モチベーションも下がり、なにより時合いがその一流しに来るかもしれない。

ではどうすればよいか。ジグを落とす時

1 フリーフォールで落とすのではなく軽くスプールに指を添えテンションを掛ける(ラインスラッグをなくす)
2 この時ロッドはジグと一直線になるようにしておく
3 着底したらベールを返さずスプールに掛けた指に力をいれてラインを止めロッドをあげて底切りする
4 それからすばやくベールを返す
5 慣れないうちは重めで長めのジグを使用する

重めのジグは着底がわかりやすく、長いと底とフック(アシストフック)の距離が離れている為、根掛かりしにくい。

3の時、フォーリングで食ってる場合はそのままフッキングすると指を負傷する恐れがあるので気をつけてください。
私は即、ベールを返してからフッキングしてます。
慣れとジグが落ちていく時にベールの返す方向をいつも確認する癖を付けておくと自然にすばやく出来ます。

少しでもトラブルが無い様にして、楽しい釣りにしましょう。


アクションに関しては色んなパターンやタイミングもありますので「これがいい!」 というのは無いですが
いつもたくさん釣る人は例外なく考えて釣る人です。

闇雲にジグを動かしていたのではいけません。
たまたまそのときのパターンが合った時は釣れますがコンスタントに釣ることは無理です。

釣れた人のアクションやどういったときにバイトがあったか。
例えばアクション中やストップした時、フォーリング、タナ等の情報を聞いて参考にします。

そしていつも水中をイメージしながら釣ることが大事だと思います。
自分のジグの動きをイメージしてアクションをして下さい。


ジグを軽く投げて斜めに引いてくるのも有効ですが、メリット、デメリットがあるので状況にあわせて使用してください。

メリットとしては

・スライドアクター、ステイなどのジグは横の動きが非常に良くなります。
・いくつもの群れがあらゆる層を回遊してベイトを捕食している時は非常に有効
・自分の釣り座が一番最後にポイントに進入している時にどうしても不利になるが、他の人と違うポイント、違う動きでアピールできる。


デメリット

・ラインの抵抗が大きいので沈下スピードが遅くなる。
・着底がわかりにくく根の荒い所では根掛かりが多い
・釣り座によっては他の人と絡みます。

これらを考慮して行ってください。



細仕掛けで大物にラインブレイクされないやり取り

来島海峡では太いPEラインは使えません。流れが速く底がとれないからです。
皆さん良くラインブレイクしてます。
掛かって上げれずに瀬に擦れてラインブレイクや
掛かって暫く走ってからのラインブレイク。


どちらにしても掛かったらフッキングと同時に一気に魚を上げなければなりません。
流れが速いポイントが多くモタモタしてたら、すぐに瀬に触れます。
走られて切られたから、もっと太いラインじゃないといけないって思うかもしれませんが
それでは底取りも出来ずに根掛かりします。

何がいけないのかというと「走られている」からです。
掛かってリールも巻かずにロッドで耐えていて
釣り人は魚の引きを止めていると勘違いしますが 実際ハマチやブリの場合は止まっていません。

流れが速く根の荒い場所はバーチカルに攻めます。
魚とラインの角度は90度に近いでしょう。
ハマチの習性上、走るのは真横です。
引きがダイレクトに伝わらないのは当たり前です。
ロッドを支点にして扇状に自由に走り回ってます。
そして勢いがついてしまい、おまけにロッドが満月みたいにしなって ドラグがスムーズに出なくなってブチッて切られます。

カンパチ、ヒラマサ、タイ等は掛けた瞬間に真下に逃げますから 引きがダイレクトに伝わります。
ハマチは掛けた時は、あまり大きく感じず所々で良く引くのはこの為です。

切られると、どんどんリーダーを太くして今度は根掛かりするとPEから全部切れます。
ラインシステムを組む間にハマチの群れが入ったりすると辛いですよ。
私はPE2号ですがリーダーも結構細いです。 PEに傷みがなければ根掛かってもジグとの結束から飛ぶようにしてます。
それで大きいのを釣る為には主導権をとられず 無駄に走らされないようにやり取りをしているからです。

ドラグは結構きつめでフッキングと同時に一気に上げます。 有無を言わさず上げます。リールは常にフルパワーで巻きます。

よく見るのがロッドをポンピングしてるけどロッドを下げる時に リールを巻く力を抜きすぎて、相手に走られたりしてます。
本当はロッドを下げる時にもリールで魚を上げてくるぐらいでリールを巻きます。
ただPE2号でもゴリ巻きすると弱りリールはボディの割れが多発します。 メーカー様、何度も同じ箇所が割れるのは、次期モデルには対策をお願いします。

魚に右に行っても左に行っても泳げないって思わせるぐらいに勢いを止めます。
そうすると細仕掛けでも、結構大丈夫ですよ。

ちなみに私はロッドは腰にあてず脇に抱えています。 これは相手の動きがわかり易いからですね。
腰にあてていると細かい魚の動きがわかりずらいのと どうしても角度的にロッドが起きてしまいます。
一番上にロッドがきた時なんかはティップが曲がりすぎて 不意の突っ込みに対応できずに切られます。
ただ脇に抱えてのやり取りは体力が必要ですので誰でもってわけではないですけどね。

瀬をかわして浮かした後は身切れの心配もありますから ちょっとドラグを緩め、体力を奪ってから上げると楽ですね、大きさにもよりますけど。

もし走り出して止めれない場合は無理にロッドを立てず ある程度寝かしてください。
完全に魚と真っ直ぐにしてもかまいません。
大物になればなるほど頭を振る事が出来ないので、ロッドの弾力がなくても 走っている間はほとんどバレません。

ただスピードを落として口を開け異物を吐き出そうとする時にはロッドを曲げて テンションが抜けないように注意しましょう。
異物を吐こうとする時はどんな魚もスピードを緩めますので ロッドを持っている手でそれを感じてください。

メジロやブリは、ヤズやシーバスの様なエラ洗いの動きはできませんから フックが刺さっていれば、まずバレないです。
タイも同じです。大きいほうがバレません。
でもサワラだけは大きくても首振りは大きく外れ易いですね。

強引に上げるのは身切れやラインブレイクの心配もありますから 無理しなくて良いようなポイントは、ゆっくり上げるほうが確率は上がると思います。

良く聞く話で、ハマチ(ワラサ)はヒラマサやカンパチより引かないって話を耳にしますね。

それはこの走る方向を理解した上で言ってるのかどうかは知りません。
ヒラマサやカンパチは習性上、下に下に入ろうとしますから引きの強さはダイレクトですね。
ハマチは横に走って、止められると方向転換して走れる方向を探しているような感じがします。

釣った時の強さだけでスピードはヒラマサの方が上って思うのはどうなんでしょうかね。

もちろん同じ長さの魚だと、ヒラマサは頭が小さい為、筋肉量が多くなるでしょう。
その分、泳ぎは速く、強くなるとは思います。
カンパチも体高がある為、トルクは大きくなるでしょうね。




ナブラ撃ち

船やオカッパリからナブラにジグやプラグをキャスティングしてハマチを釣ります。


お勧めのナブラ撃ちルアー

ナブラについて
まずはナブラについて知っておきましょう。
ナブラとは水面までハマチ等の魚がベイトを追いかけてバシャバシャと見えます。
ナブラには大きく分けて2種類あります。

一つは、いくらハマチといえど小魚を捕らえるのは簡単な事ではないのです。広い海の中、障害物や流れの無い所ではどこに追い詰めるか?それは海面です。
小魚はそれ以上、上には逃げれませんから、捕食魚は群で囲んで捕食します。
その為、大きな円のような形でナブラが湧きます。

そしてもう一つのナブラは流れの強い所や潮目、そしてかけ上がりにでるナブラです。これは取り囲むというよりは捕食した所が水面だったという感じです。
こういう場所は小魚が流れが強く泳げなくなった所を捕食しているのです。このナブラは水中や海底でもハマチが捕食している場合が多いです。
もしナブラ撃ちの道具がなくジギングするのでしたら後者のナブラじゃないと釣れません。
サビキも同じです。
初めはわからないかも知れませんが、いろんなナブラを見ている間に違いがわかるでしょう。

来島海峡の激流の中ではナブラにはなりにくいのですが、それは水面下で捕食できるからです。流れがあるので潮目や障害物、かけ上がりに当る潮で捕食しています。
ところが潮が弱くなったときは囲む前者のナブラがでます。
このことからも場所ではなく潮の動きによってナブラの種類が違うことがわかるでしょう。

かけ上がり等の地形にあまり変化がない所で 囲むナブラが出ている時や散発で広範囲に出ている時にジギングやサビキで狙うのもいいですが、非常に効率が悪いです。

囲むナブラの時は下では口を使わず追い詰めるだけの時があります。
大きなベイトの群れを追い詰めている時にジグを食うかというのは疑問です。
もう少し上に追い詰めれば何十匹という魚を一度に食べれる事を魚は知ってるでしょう。

散発のナブラの方がジグでは食い易いですが、どこで追ってるかがわかりません。
もちろんかけ上がりや潮目等のポイントがあればそこを狙えばいいのですが、そういうのがない所では効率が悪いです。

そういう所ではナブラ撃ちが線で狙うのならジギングは点で狙うようなものです。

ジギング船で大勢でジグを動かすのならまだいいです。
ジグがベイトの群れに見えて離れた所でエサを探しているハマチでも、ベイトの群れだとアタックしてきやすいです。
しかもハマチが群れだと1匹掛かって走ると他のハマチも一気に食いが立ちます。

その為、ジギング船は一度に何匹も釣れるのですが、私は基本、一人で釣ります。
そういう事は出来ないため、私はよくナブラ撃ち1本で挑むのです。

ジギングは水深のある所ならタナと場所をピンポイントであてなければなりません。
普通、ジギングポイントは魚を当てるのではなく地形の変化のあるところで、エサを探しに来た魚をあてます。
サバは群れを見つけて落とす事もありますが・・・
地形変化のない所で魚を探すのならソナーでもないとすぐに見失います。
適当にジギングして釣れても、私の中では「釣れた」だけで「釣った」ではないですね。
満足度が全然違います。

その点、ナブラ撃ちなら捕食している所を狙えます。
水深の浅い所ならナブラが出ていなくても頻繁にナブラが出ているポイントは水面を意識している魚がいるでしょう。
私がブログで何度も爆釣しているのはこういう理由ですね。

ただキャスト技術、ルアーの選択、動かし方は非常にシビアです。
ジギングは水深があるため水中は暗いからか割とアバウトです。
しかしナブラ撃ちは光が抜群に入ってくる表層です。
ポッパー等の水面上を引くルアー以外は完全に見て食っています。
何度も追ってくるが見切られる場合は色、サイズ、動きのどれかが違います。(ただし色はアピールが良い場合とナチュラルが良い場合があります)

もちろん何でも食ってくる魚が群れの中にはいるので、1匹釣れたのだから・・・と何度もナブラに通してしまいがちですが、本当にマッチザベイトなら頻繁にアタックしてきます。
良く漁師さんがナブラの下にはもっとたくさんのハマチがいると言いますが、それは後者のナブラでの話です。このナブラは漁師が使うサビキでも釣れます。
この見極めができれば、例えばジグでナブラ撃ちをしている時にどの層を狙うかがわかります。
前者なら水面直下や水面上を跳ねさしてくると効果的で、後者なら下に沈めて釣ることも出来ます。
この場合下の方が食いがいいことが多いですね。
またベイトとルアーの大きさや動きがあきらかに違う時は、水面を跳ねさすと見えてないので食う事があるので、何度もナブラに通しても食わないときは試してください。
ナブラを沈めない為の注意
囲むナブラの沈めない為に気をつけることです。
潮目にでるナブラは警戒心が少なく少々の事では沈みません。気にせずガンガン釣りましょう。

一番大事なのは音です。
警戒心が強いときは船が近づいただけで沈みます。船の波切り音でダメな時があります。
そのときはかなり離れた位置から遠投して狙いましょう。
当然、ディーゼル船の音も沈みやすいです。
そして足音やイケマの開け閉めの音、こういう海の自然界に無い音はダメです。
魚を釣って魚がバタバタと暴れる音も警戒します。出来るだけ気を付けましょう。

視界的な事ではPEラインの急激な動きに注意します。キャスティング時ぐらいの動きでは大丈夫な事が多いですが、リーリングしてきて魚が掛かった時にPEラインが大きく動くようにフッキングすると、一気に沈みます。

そこで私は巻き合せの感じで小さくロッドを手前に引くような感じでフッキングし、超ゴリ巻きで魚を驚かさないように群れから引き離します。
伸びの無いPEラインと、きちんとした針先なら大丈夫です。
ロッドはルアーと一直線にします。この方法にはフッキング時に他の魚にPEラインが触れてのラインブレイクも同時に防いでくれます。

同じタナで魚を引っ張ってくるならナブラの中を通ろうがナブラは沈みません。
ナブラの中でリールを巻くのを止めロッドでためたりすると魚が潜るのでダメです。
意外とフッキングしないで巻いてくると釣られた事に気付かないのか比較的おとなしく寄ってきます。

ナブラから離れるとガッツリとフッキングしてやり取りします。

もし食った瞬間にフッキングしてしまうと掛かった魚が嫌がって抵抗します。その時に下に潜ったらスレと同じようになります。

スレで掛けてしまうと掛けた魚が潜ってしまい、それに連れられてしまうので他の魚が一気に沈みます。
そうなってしまうと食いが悪い時は警戒心が増し、次から食いが悪くなる事があります。
スレで掛けさせない食わす技術が必要ですね。みんなで撃っているときに自分が掛けた瞬間にナブラが「バシャッ」と一気に沈むと自分のせいで他の人が釣れなくなりますよ。
ナブラの超密集地帯で早巻きで引っ掛けるように巻くような無神経さでは釣れても1匹です。小さければ問題ないですが。しかもスレはバレやすいです。

船を止める位置も大事です。
近付きながらナブラの進む方向(ナブラは結構出ながら移動します)風、を計算に入れて船を止めます。
その時にまとまったナブラなら必ずナブラと船の間にやり取りするスペースを確保しておきます。

ナブラから強引に引きずり出したハマチを、そこからガッツリとフッキングしてやり取りします。
その時に魚が大きければある程度潜られるでしょう。
でもナブラと離れているのでナブラが沈むことはありません。

これがナブラのすぐ横で潜られるとナブラが「バシャバシャ」と一気に沈みます。
もちろん魚が小さく、一気に上げてこれるなら問題ないですが。
1秒でも早くナブラを発見するために
ナブラ撃ちで大事な事は早くナブラにキャスティングする事です。
その為には早く見つける事が大事です。
ナブラがでそうな感じの独特の水面を見つける事や鳥の近くで待機している等です。

絶対では無いですが鳥の動きも重要です。
奴らは水面下での魚の動きが見えているので、どの方向に小魚を追い詰めてるかがわかります。
かと思えばのんびり休んでいる所のすぐ横にナブラが湧いているのに気付くのが遅い時もあったりするので、鳥だけを頼りにするのもいけませんよ。

波風がなく静かな時は視界に頼るよりも聴覚に頼る 方がいいときがあります。
なんてったって360度すべてが聞こえますから。こういう時は視界は遠方、聴覚は近くに集中すると良く発見出来ます。
でっかいナブラは視界で確認できない距離でも、音だけは聞こえてくる時があります。
こういう時のナブラの大きさはハンパじゃないですよ。
1匹でも多くナブラ撃ちで捕るために
釣れた時は出来るだけやりとりを早く行います。
ナブラが沈めばゆっくり引きを楽しめばいいですが、ナブラが継続している時はゴリ巻きしましょう。
そしてランディングはフックが絡まないネットを使用するか抜き上げましょう。
網のネットはトリプルフックが絡んで次がすぐに投げれません。
ただ抜き上げは身切れやロッド破損、他の人に危険がありますので気を付けましょう。

すぐにフックを外せるように手袋をしています。これは指先の保護もありますが、なにより魚を鷲掴みに出来るからフックを外しやすい。
魚のお腹をギュッと押さえると魚はおとなしくなります。
それからフックを外します。
ゴリ巻きして上がってきた魚は体力が有り余っているため船に上がってらも非常に暴れます。
この状態でフックを外そうとすると怪我の恐れがあるので、動かないように固定してペンチ等で外しましょう。

テンポ良く出来ればナブラ撃ちなら2桁釣果も珍しくありません。確実に食い気があり、魚が見えているのですからベイトとルアーが合っていれば爆釣、間違い無しです。
ナブラと潮の関係
よく昔から潮止まりは魚が釣れない、というのが定説ですね。
だけどハマチ(ワラサ)のナブラ撃ちに関してはそうとも限りません。
潮止まり前から返しの潮が動くまでナブラが出っぱなしということもありますからね。

なぜ潮止まりは食わないのか・・・
理由は多分

@サビキがなびかない
A食い気が無い
Bエサが捕りにくい

等じゃないかと思います。

@はナブラには関係がないのですがAの食い気が無いは、夏のハマチには食い気が無いのは夜だけじゃないかと思いますね。
胃の中がパンパンで内臓を圧迫してるだろうというぐらい食ってる奴でもナブラ撃ちではガンガン食ってきます。
聞いた話では夏のハマチの消化効率はすごいらしいです。
だからチャンスあらば食い続けるでしょうね。

Bのエサが捕りにくいは潮止まりの水中ではベイトは自由自在に逃げる事が出来ます。
その為、ハマチも無駄に追い掛け回すことが多いため追わないのではないかと思います。
ジギング、エサ共に潮止まりは、ほぼ釣れません。
ただ条件がそろえばエサが捕食できる為、ナブラなら食います。

その条件とは、ハマチとベイト共に大きな群れの場合です。
その為、潮止まりに出続けるナブラは決まってハマチがベイトを囲んでまっ白になるナブラがでます。
これなら潮止まりの流れのない所でも簡単に捕食できるのです。

もちろん単発で出るのもありますが釣るとなると、どこに出るかも見当がつかない上にすぐに沈むことが多いので難しいです。
だから潮止まり前後は大ナブラのチャンスかもしれません。

良く質問されるのが「どの潮がナブラ撃ちに良いのですか?」と聞かれる事が多いですが、どの潮でももちろん出ます。

ただ大潮はナブラの持続が割りと少ない事があります。
動き始めの良い潮でナブラが出ていても、すぐに流れが強くなり出なくなることもありますし、流れの弱いポイントなどは逆に良かったりするので一概には言えません。

それぞれの潮で良くナブラの出る場所もありますのでこの潮の時に、このポイントで出た、と覚えておきましょう。

もちろんベイト、ハマチと共に群れが入った時にしか出ないので絶対ではないですが
ナブラが何度も出るポイントはナブラになりやすい好条件が確実にあります。

私が頻繁にナブラを発見できるのは、よく出るポイントが頭に入っているからですね。
ナブラを見つける力も必要ですが。




速攻で出来るラインシステム「SFノット改」



私が愛用しているラインシステムはSFノット改です。
YOUTUBEの動画を見てもらえればわかりますが、私は1つずつ編み込みはしません。
理由は単純に面倒くさい、時間がかかる。「揺れる船の上でそんな事できるか!」と自分で考え今のやり方をみつけました。
慣れてくると編み込んだように綺麗に仕上げることが出来ますよ。

始めに20回以上PEラインをリーダーに巻きつけます。それを左手と右手を戻しつつ右手を上に引っ張り始めに巻きつけたPEラインの上に巻き返します。

そして8の字結びで止めます。この時の注意点は唾でもいいですし、専用のシリコンでも構いませんが、よく滑るようにしておきましょう。PEラインは熱に弱いですので。
それとリーダー(ジグ側)を持って、PEラインのリール側、余りのPEライン、リーダーの余り、すべてを引っ張り、十分に締め込む事が大切です。

普通のSFノットは編み込みをして8の字、もしくはユニノットで終わりです。
それだけでは強度、耐久性不足なのでハーフヒッチを10回ほど行います。
これだけでも強度は上がります。

そしてリーダーを余った切断してライターで炙ってコブを作っておきます。
これを作っておかないとキャスティングなどで何度もガイドを通るうちにスッポ抜けることがあるかもしれません。
最後にもう一度PEラインをハーフヒッチをPEラインの上に10回程行います。
これはリーダーの最後の部分とPEラインの固さが違いすぎる為に境目のPEラインに負担が掛かりすぎるので、それを軽減させる目的です。

そしてPEラインを切断してライターで炙って完成です。

ハーフヒッチは左右交互にする人もいますが、強度や耐久性は変わらないので、スピーディーにできる同じ方向でやっています。


ジギング、キャスティング、エギング、すべてこれで行っています。
8の字結びのコブが嫌だという人はこの方法でFGノットをお勧めします。
私も以前はキャスティングはFGノットを使用してましたが、SFノットでも、きちんと結び目を第2.3ガイドあたりに持ってくるようにしていれば、キャスティング時に結び目が引っ掛かって切れる事はないです。



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