リールはドラグが全てと言っても過言ではないです。 PEの0.8や0.6を使用するため最大ドラグは意味がありません。 大事なのはドラグの出だしのスムーズさですね。
手でラインを引っ張ってもわかりにくいかもしれませんが、ロッドにラインを通して魚が掛かった時のようにロッドをしならせてラインを出した時に、ゆっくりロッドが上がるのなら大丈夫です。 ロッドが前後にバタつきながら出るようではダメですね。古いリールはこの手が多いのでラインブレイクが多発します。 太いラインを使える海域では通用するかもしれませんが、来島海峡では太いラインは釣りにならないのでダメです。
下糸は巻いてスプールいっぱいに巻いて下さい。 糸巻き量が少ないと巻き取るのが遅いのと、スプールの外周が小さくなるためドラグも出にくくなります。 微調整を効かすためにも糸巻き量は多めにしていてください。
良く見るリールをピックアップしてみましたが、他のでも全然かまいません。
基本的にはどれでも大丈夫です。
軽いのが良い人もいれば、しっかりした剛性の高いメタルボディが良いという人もいるでしょう。
人それぞれですね。
と言っても初めての人は、どれを買うか迷うでしょうね。
高いのが良いというわけではないですが耐久性は値段程。
でも耐久性が高いといってジギング用では軽い鯛ラバには合わなかったりします。
長く使いたいなら、やはりメタルボディが良いですね。
同じギヤでもボディの歪みがすくないメタルボディの方がゴリ感が出るのが少ない気がします。
鯛ラバの場合、魚を釣ったり鯛ラバを巻いている時には、ほどんどギヤの摩耗はありません。
いつ傷むかというと青物が掛かった時やゴミ等を釣り上げた時にドラグを締めて巻き上げますよね。
その時に一気に摩耗します。
出来ればサミングしながらロッドを持ち上げて、下す時にリールを巻くようにしてリールの負担を少なくしたら良いです。
ボディ剛性の弱いリールは特に注意。
強い力で巻くとボディが歪み、ギヤが接触する面がズレたり調整してるバックラッシュ(ギヤ同士の隙間)が狂います。
そのズレた状態で強い力で巻くのでギヤが摩耗します。
以前、実売3万以上のリールでも水深50mから石を上げただけで超ゴリ感がでましたね。
まぁ力ずくで巻いたのが悪いのですが。
その点、メタルボディが歪みが少ない分、摩耗は少なくなると思いますね。
スティーズ A TWはそうですが、メタルハウジングだと剛性は十分でしょう。
実際ボディが歪むのはフレームよりハウジングです。それも魚の力ではなく人間の巻く力です。
ハンドルの径に合わせて寸分の狂いもなく巻けるなら大丈夫かもしれませんが無理です。
必要以上に外側に力をかけてしまってます。それで歪んでギヤが摩耗します。
最近ダイワさんもロープロでフルメタルを出していますが、高級リールばかりです。
もう少し下位のリールにも出てくれるとありがたいですね。
鯛ラバで大事なのはドラグの出だしが非常に重要。
一昔前の出だしが悪くて、出たら全然緩くて止まらないってのが多かったですね。
今でも一部の機種はありますが。(笑)
上記の機種やそれなりの価格以上のなら大丈夫ですけどね。
細かいドラグ調整が出来ることなんかは私は重視してません。
そんなのはロッドの使い方が慣れれば問題なくなりますが、出だしだけはどうしようもないんですよね。
極細ラインを使う来島では致命的ですよ。
あとはドラグ音は結構重要です。
私のやっているやり取りは鯛の大きさよってドラグの強さを変えています。
それの判断は音で判断できます。瞬時に強すぎるか弱すぎるかを判断して調整します。
それもアタリがあって早くしなければなりません。外れるのは大抵やり取りしてすぐのタイミングでしょう。
そのタイミングは手ごたえがあっても針なんて刺さっていません。そこでバレないようにするにはロッドの使い方とドラグです。
迷ったらドラグ音の出るリールを選びましょう。
慣れない人はどれを選ぶか迷うと思うので、私なりに重視してる事を書いておきます。
@私はハイギヤを使ってますが、ノーマルギヤでも全然大丈夫です。
本格的にするなら数本鯛ラバタックルを用意するようになると思うので、出来ればギヤは統一する方が良いと思います。
巻いてると知らない間に慣れた巻き速度になりますから、タックルを持ち替える度に意識しないといけないのは私はストレスになります。
A持った時にパーミングしやすいどうか?
長時間釣る鯛ラバは疲れますから、持ちやすいのはメリットです。
Bフォール時にスプールとレベルワインダーが非連動のリール。
軽い鯛ラバを使う時や、重くても水深が深い所まで落ちると遅くなります。
あのレベルワインダーを動かす抵抗が邪魔になります。
落とす時のサミングは超シビアです。他の抵抗はない方が良いですね。
このくらいですね。
他は好みでも大丈夫だと思います。
出来れば安くても予備のリールは欲しいところです。
どんな高級リールでもトラブルが無いとは限りません。
本格的にしてる人は3セットぐらいは持ってきてますね。
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